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保険お役立ちコラム

がん保険の加入条件とは?免責期間と給付金について

公開日:2020/5/1

がん保険に入る前にぜひ知っておいてほしいのが、がん保険には契約してから90日(3ヶ月)の免責期間があることです。また、がん診断給付金の支給要件については、各社さまざまな違いがあることも知っておきましょう。

がん保険の加入条件とは?

がん保険の加入条件

保険会社によって、がん保険の加入時に行う告知の質問内容は少し異なります。しかし、「過去にがんになったことがあるか」「現在、がんの疑いがあるか」という重要な質問は 、どのがん保険でも共通しています。

がんは再発のリスクがある病気です。体の一部で発見されたがんを手術や放射線を使って取り除いても、体内にまだがん細胞が潜んでいる可能性があり、それが再発や転移といった形で現れることがあります。そのため、がんの既往歴のほか、過去5年、過去2年、過去3ヶ月、現在といった形で時期を分け、入院や手術、医師の診察・検査・治療・投薬、健康診断や人間ドッグでの検査結果などを告知することで、保険加入希望者のがんのリスクを判断しています。

告知義務違反とは

保険の契約手続きでは、健康状態の告知が必要です。 事実と異なることを告知したり、本来伝えるべきことを告知しなければ、生命保険会社は告知義務違反と判断します。この場合、保険の責任開始日から2年以内なら、保険会社は契約を解除できますし、2年を過ぎていても支払事由が2年以内に起きていれば、契約を解除できます。

がんの既往歴を告知しないと、告知義務違反で保険金・給付金が受け取れない

がんの既往歴があるのに告知しなかったり、病院でがんの疑いを指摘されたにもかかわらず黙ってがん保険に加入したという場合には、告知義務違反にあたります。「何とかしてがん保険に入りたい」という気持ちから偽りの告知で加入したとしても、重大な告知義務違反をすれば、肝心な時に保険金・給付金を受け取れなくなります。


がん保険は90日(3ヶ月)の免責期間に要注意

がん保険に免責期間がある理由

多くのがん保険では、90日(3ヶ月) の免責期間が設けられています。がん保険に加入してから90日(3ヶ月)以内にがんが見つかっても、がん診断給付金やがん入院給付金などはもらえませんし、がん保険の契約そのものも無効になってしまいます。免責期間には、体調不良を感じている人が、検診を受ける前に急いでがん保険に加入して給付金をもらうなどのモラルリスクを防ぐ目的があります。

体調不良を感じたり、がん検診を受ける直前に不安になってがん保険に申し込んでも、間に合いません。90日(3ヶ月)の免責期間を念頭に入れて、余裕をもってがん保険の加入手続きを済ませましょう。


上皮内新生物でもがん診断給付金が満額もらえるがん保険

上皮内新生物でもがん診断給付金が満額もらえるか

上皮内新生物は、臓器の表面を覆う上皮内にとどまっているがんです。上皮内新生物は手術によって取り除くことができ、転移もほとんどしません。そのため、一般のがんの治療に比べると、治療期間が短くて済み、治療費の負担も軽く済むと考えられています。

図表1「上皮内新生物とがん」

この上皮内新生物に対するがん診断給付金の支払いは、がん保険によって各社異なる対応をしています。上皮内新生物でも、通常のがんと同額のがん診断給付金が支払われるがん保険がある一方で、上皮内新生物に対しては、がん診断給付金を支払わないがん保険や、給付金額を通常のがんの50%や10%程度に設定しているがん保険もあります。

がん保険に加入する前に、上皮内新生物に対しても、同額のがん診断給付金が支払われるかを確認しておきましょう。

がん診断給付金の支給額と回数

がんと診断されるともらえる「がん診断給付金」は、入院日数や治療方法を問わずに活用できるので、とても便利な給付金です。がん診断給付金を考える 際には、1回あたりの支給額と、支給される回数に注目しましょう。初めてがんと診断されたときに1回だけ支払われるがん保険と、がんと診断されれば複数回がん診断給付金が支払われるがん保険があります。複数回支払われる方が保障は手厚くなりますが、その分保険料も高くなる傾向があります。また、2回目以降の支給については、細かい支給条件が付いていることもあります。保険料と保障内容のバランスをよく見て選ぶといいでしょう。


がんの悩みを抱える前が、がん保険の入りどき

がん保険は、がんと判ってからでは入れません。がんの既往歴や、がんの診断結果を隠してがん保険に加入しても、告知義務違反とみなされて給付金がもらえません。また、加入後90日(3ヶ月)以内にがんと診断を受けても給付金をもらえません。がんの悩みを抱える前が、がん保険の入りどきです。

  • ※ 当記事は著者個人の見解・意見によるものです。
  • ※ 当記事の内容は作成日現在公表されている情報や統計データ等に基づき作成しており、将来予告なく変更されることがあります。
  • ※ 当記事を参考にご加入中の生命保険の見直し・解約をされる際には、以下3点にご留意ください。
    • ① 一度解約した生命保険契約はもとには戻らないこと。
    • ② 解約返戻金は解約するタイミングによって、払込保険料の合計額よりも少なくなる場合があること(解約返戻金がない保険商品もあります)。
    • ③ 健康状態によっては新たに保険に加入できなかったり、加入できても保険料の増加や一部の保障が対象外になるなど特別条件付きの契約となる場合もあること。
  • ※ 当社保険商品の詳細につきましては、重要事項説明書/ご契約のしおり・約款を必ずご覧ください。
氏家祥美

■ライター

氏家祥美(うじいえよしみ)

ファイナンシャルプランナー。ハートマネー代表。
お茶の水女子大学大学院修了。
2005年に女性4名でFP会社を設立して実績を積んだのち
2010年よりFP事務所ハートマネー代表となる。
「幸福度の高い家計づくり」をモットーに、
子育て世帯、共働き夫婦の家計相談に豊富な実績を持つ。

www.heart-money.net

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