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誰でもできる食費の節約術とは?日々の工夫が節約のカギ!

公開日:2021/04/05

※本記事についてのご注意

食費ってみんなどのように節約しているのでしょうか。自炊が苦手な人でも始めやすい食費の節約方法から、家族の食卓を預かる人のための効率的な買い物やキッチン・献立の工夫まで、幅広い食費節約術をお伝えします。

誰でもできる食費の節約術とは?日々の工夫が節約のカギ!

お金を貯めようと思った時に、今日からすぐに始められて、節約効果が見えやすいのが食費の節約です。特に、これまで外食やテイクアウトで食事を済ませることの多かった人、カフェ利用の多かった人にとっては、ちょっとした意識改革と行動の見直しでお金を貯められるようになるはずです。

総務省の家計調査報告によると、1ヶ月あたりの平均的な食費は、二人以上の世帯で80,461円、単身世帯で44,263円となっています(食費には自炊に加えて外食費も含まれています)。消費支出に対する食費の割合を示すエンゲル係数は、いずれも27%程度になっています。

例えばランチで節約をするには、社員食堂を利用したり、お弁当持参したりするとよいでしょう。コンビニや外食の回数を減らすことで、意外と節約になります。

自炊をする時間が無いという人や、自炊が苦手という人は、お米をまとめて炊いておいて、1膳分ずつラップにくるめて冷凍保存しておきましょう。レンジで加熱するだけで、炊き立て同様のご飯が食べられます。冷凍庫にすぐ食べられるご飯が常備されているだけでも外食の抑止効果になります。料理が苦手な人でも、これまではお弁当を買っていたところを、これからはおかずだけを買えばよくなるので節約につながります。

特別な日の外食、楽しみのための外食はこれまで通り維持しつつ、何となく利用していた外食を見直すところから始めてみましょう。

食費節約術 ~買い物の工夫~

自炊をする人、家族のための食事を作る人にとっては、効率のいい買い物が食費の節約につながります。買い物を効率よくするためには買い物リストを活用しましょう。在庫切れになったものや買いたいものをメモしておき、店で籠に入れた順にチェックしていくと買い忘れを防げます。事前に広告を確認するなどして、買いたい商品をリストアップし、ある程度食事のメニューを想定しておけると無駄のない買い物ができます。買い物リストを活用することで、お金だけでなく時間も節約できるでしょう。

忙しい現役世代にお勧めの買い物方法は、週に一度のまとめ買いです。1週間単位で肉、魚、野菜、乳製品、調味料など、さまざまな食材をまとめて買って使いまわすように心がけ、週の半ばで足りなくなった食材だけを買い足すようにします。こうすることで、必要以上に食材を買ってしまうことを防げる上、毎日スーパーに行く時間を節約することができます。

食費の買い物にかける予算は、1ヶ月の食費を5等分して、1週間分の食費予算を決めます。週の予算の内5日分程度をまとめ買い予算にして、残り2日分程度を週半ばの買い足し予算としましょう。

1ヶ月の食費を5等分すると、7日間×5週間=35日分の予算となります。そのため、毎月の食費に数日分の余裕が生まれます。急な外食が入った時や、食費が想定外に足りなくなったときの予備費としましょう。

買い物の支払いは、クレジットカードやQR・バーコード決済などのキャッシュレス決済を利用すると、買い物履歴がデータとして残ります。データはアプリで見ることができるので、アプリを使って予算管理に役立てましょう。また、買い物時にもらったレシートには、買った食材名が書かれています。レシートを取っておくと、メニューを考える時や次回の買い物の参考になるでしょう。

食費を節約する上では、食品ロスを無くすことも大きなポイントになります。お勧めの方法は、買い物をしたその日に、食材を下処理して冷凍保存しておくことです。すぐに冷凍保存さえしておけば、自炊できない日が続いても食材を無駄にしなくて済みます。また下処理をしておくと、まな板や包丁を使う頻度を減らせ、日々の調理時間を短縮化できます。

賞味期限・消費期限を切らさないようにすることも大切です。期限内に消費しきれない量の食材を買うのは、食材ロスの面でも節約の面でも良いことはありません。いつも食材を買いすぎてしまう人は、食材を買う時に「少し足りないかな」と思うぐらいの量に留めておくとよいでしょう。

食費節約術 ~献立の工夫~

献立を工夫することで節約をすることもできます。
節約しつつ献立を考える簡単な方法は、安い食材を使うことです。もやしや豆腐、鶏むね肉などは安くて様々な料理に利用できる食材です。ネットでレシピ検索をすれば、美味しく食べられるレシピがたくさん出てきます。

食材ロスを減らせるようにメニューを考えてみるのもいいでしょう。例えば、捨てられがちな大根の葉はふりかけなどにすると美味しく食べることができます。
また、冷蔵庫に余っている食材をすべて使うにはカレーやみそ汁に入れるといいでしょう。カレーやみそ汁はどんな具材を入れても美味しくなるので、大量の食材を消費したい場合にお勧めです。

節約の基本は、支出を把握することから始まります。家計簿をつける習慣が無い人は、できれば3ヶ月間家計簿をつけてみることをお勧めします。家計の支出は月ごとに変動しますが、3ヶ月間続けることで平均的な家計の状況を把握できます。家計簿は売っていますが、近頃は、スマホで利用できる家計簿アプリもたくさん出ています。多くの家計簿アプリには、レシートの写真を撮れば自動入力できる機能もあるので、必ずレシートをもらって支出を記録するようにしましょう。記録して支出を見返す時間を持つようにすると、お金を使うときに意識するようになり、次第に無駄遣いが減っていくでしょう。

食費などの日々の支出の見直しのほかに、気をつけたいのは手数料です。ATMから時間外に何度もお金を引き出して無駄なコストを支払うのはもったいないので気をつけましょう。銀行の振込手数料やATMの時間外手数料などは、口座残高や金融機関との取引状況などによって、一定回数まで手数料が免除されることもあります。金融機関のホームページなどで、手数料が割引になるサービスがあるかどうか確認してみましょう。

長期的な節約を考えるなら、固定費の見直しに取り掛かりましょう。家賃、水道光熱費、保険料などは毎月決まって出ていく固定費となります。こうした支出を見直すためには、少し手間がかかることもありますが、一度解約や見直しをすると節約効果が長期的に続きます。お金を貯めたい、家計を見直したい人は、固定費の見直しに挑戦しましょう。すでに保険に加入中の人は、保険の見直しをすることも家計改善に効果的です。

使いまわしが効く食材を中心に選ぶことと、買いすぎに注意して消費期限内に確実に使い切ることで、食費の節約ができるようになります。すぐに使えるサイズに食材をカットしてから冷凍保存おくと、忙しい時でも調理時間が削減できます。

ライター

氏家祥美(うじいえよしみ)

ファイナンシャルプランナー

ハートマネー代表

お茶の水女子大学大学院修了。
2005年に女性4名でFP会社を設立して実績を積んだのち
2010年よりFP事務所ハートマネー代表となる。
「幸福度の高い家計づくり」をモットーに、
子育て世帯、共働き夫婦の家計相談に豊富な実績を持つ。

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