保険お役立ちコラム
お金がなくて困った時、あなたならどうしますか。次の行動によって、更なるピンチを招くこともあれば、ピンチがチャンスに変わることもあります。ピンチを乗り切るための知恵の数々をご紹介します。
![お金がない時どうしたらいい?ピンチを乗り切るための対処法](/knowledge/fpcolumn/other/images/10/img01.webp)
お金がない時どうしてる?
お金がない、ピンチを乗り切るためにできることを挙げていきます。
買い物を控える
買い物をしなくても冷蔵庫や棚の奥に残っている食材で、工夫して調理をしてみましょう。週に1度は残り物を整理する日と決めると、日ごろから支出を抑えられるようになるでしょう。また、衝動買いをしてしまいそうな場所に行くことや、ネットショッピングサイトの閲覧をしないことで、買い物を控えることに繋がります。
ポイントを活用する
クレジットカードやスーパーのポイントカード、スマホ決済のポイントなど、日ごろ何気なく貯めたポイントがあるはずです。お金がない時には、こうしたポイントが大きな助けとなります。ピンチの時に生活の助けとなるように、日ごろから1円単位で買い物に使えるポイントを貯めるといいでしょう。
不用品を売る
家の中を見渡すと、もう使わない不用品がいろいろあることでしょう。フリマアプリを使って出品してみたら、不用品をお金に換えられるかもしれません。フリマアプリでは洋服や本、化粧品、レジャー用品等、様々なものが取引されています。
副業をする
本業の勤務先で副業が禁止されていなければ、副業をして収入を得るという方法もあります。スマホで単発バイトを探して休日に働いてみる、イラストやデザイン、サイト制作や相談業務など、さまざまなスキルをインターネット上のマッチングサイトを使って販売し、お小遣い稼ぎをするという方法もあるでしょう。
お金を借りる
あまりお勧めではありませんが、本当に困った時には、お金を借りるという選択もあります。親や友人などごく身近な人に助けを求めて、本当に必要な額だけを借りられないか相談してみましょう。その場合、期日を定めて必ず返済して信頼に応えることが重要になります。また、終身保険や養老保険のような貯蓄性のある保険に加入している場合には、自分の保険の解約返戻金の一定範囲内でお金を借りる「契約者貸付」という方法もあります。
国の制度を利用する
新型コロナウイルスが原因で仕事がない人に対して、さまざまな支援策が用意されています。困った状態を一人で抱えずに、支援窓口に1日も早く相談しましょう。
(1)「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」
- 2020年4月1日から緊急事態宣言が全国で解除された付の翌月末までに事業者の指示を受けて休業し、休業手当の支払いを受けられなかった中小企業の労働者
- 2020年4月1日から6月30日までおよび、2021年1月8日以降(2020年11月7日以降に時短要請を発令した都道府県はそれぞれの要請が出て以降)に事業主の指示を受けて休業した大企業のシフト労働者
のうち、休業手当の支払いを受けられなかった労働者が対象になります。なお、雇用保険の被保険者でない人も対象になります。
休業前の平均賃金の80%×休業日数分の給付金を受け取れます。詳しくは厚生労働省のサイトをご確認ください。
- ※ 参照 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金とは」
https://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html#gaiyou
(2)国民健康保険、国民年金、後期高齢者医療制度及び介護保険の保険料(税)の減免等
新型コロナウイルスの影響を受けて、一定の収入が下がった場合、国民健康保険料(税)、国民年金、後期高齢者医療制度、介護保険の保険料(税)について、減免や支払いの猶予が認められる場合があります。詳しくは市区町村の各担当窓口へお問い合わせください。その他にも様々な支援がありますので、自分に合ったものを活用していきましょう。
- ※ 参照 厚生労働省「生活を支えるための支援のご案内」p10
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000622924.pdf
お金がない人の特徴
![お金がない人の特徴](/knowledge/fpcolumn/other/images/10/img02.webp)
いつもお金がない人には、こんな特徴が見られます。
出費を把握していない
自分が何にどのくらいのお金を使っているか把握していないことが多いです。家計簿をつけず、1ヶ月の生活費内訳を聞かれてもうまく答えられなかったり、お財布にお金が足りなくなるとコンビニATMへ行き、月に何度も現金を引き出したりします。また、現金払いとクレジットカード払いやスマホ決済が混在してしまい、時折クレジットカード代金の引き落とし額が大きすぎてびっくりすることもあるのではないでしょうか。
固定費が高い
節約しているのに毎月家計が苦しいという場合には、家計に占める固定費の割合が大きすぎる可能性があります。例えば、家賃や住宅ローンなどの住居費、車の維持費、生命保険料、水道光熱費、通信費等は、毎月決まって家計から出ていきます。固定費の高さに心当たりがある人は、どこか見直せるところは無いか検討してみましょう。
収入が少ない
頑張って節約してもお金が足りない理由には、収入の少なさも考えられます。2020年はコロナウイルスの影響もあって、収入が減ってしまった人もいることでしょう。
クレジットカードの分割払いやリボ払いが多い
クレジットカードは一括払い、2回払い、ボーナス一括払いでは金利や手数料がかかりませんが、3回以上の分割払いやリボ払いを利用すると、金利や手数料がかかってきます。金利と借入残高によっては、毎月の返済額のほとんどが利息の支払いへと消えて、元金がほとんど返済できないという事もあります。なるべく繰り上げ返済をして早めに完済を目指しましょう。
浪費が多い
無駄遣いが多い人はお金が貯まりません。ストレス発散や衝動買い、自分へのご褒美などと理由をつけて、無駄な買い物をしていないでしょうか。買った後、ほとんど使わないまま家に放置してあるものがある人は、無駄遣い癖がある人です。欲しいと思ってもその場では買わないで一晩よく考えてから買う等のルールを決めると、浪費を減らせます。
お金がない時の対処法
お金がない時の間違った対処法
一発逆転を狙ったギャンブルや投資は、大きな失敗につながる可能性が大きいのでやめましょう。カードローンでの借り入れや、クレジットカードのキャッシングも、利息の負担を考えると避けたほうが賢明です。クレジットカードのリボ払いでの買い物は、買ったときの負担は減らせるものの、長期で利息を負担しながら返していくことになります。これも間違った対処法と言えるでしょう。
お金がない時こそ固定費の見直し
お金が貯まる人は無駄な固定費を払いません。スマホの料金プランを見直したり、無駄なクレジットカードを辞めて年会費を節約したり、使用頻度の減ったサブスクを見直したり、できることはたくさんあります。わずかな見直しでも、いくつも集まれば大きな効果となります。保険もこの機会に見直しておくと、貯まる家計を築きやすくなります。
新型コロナでピンチの人は、政府の支援策の活用を。正しく助けを求めてピンチから立ち上がりましょう
困った時には、今すぐ自分でできること、助けを求めてできることがあります。新型コロナウイルスの支援策はさまざまありますが、申請して始めて支援を受けられるものがほとんどです。一人で頑張りすぎず、相談することから始めましょう。固定費の見直しもこの機会にしておくと、ピンチに強い貯まる家計を築きやすくなります。
- ※ 当記事は著者個人の見解・意見によるものです。
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- ※ 当記事を参考にご加入中の生命保険の見直し・解約をされる際には、以下3点にご留意ください。
- ① 一度解約した生命保険契約はもとには戻らないこと。
- ② 解約返戻金は解約するタイミングによって、払込保険料の合計額よりも少なくなる場合があること(解約返戻金がない保険商品もあります)。
- ③ 健康状態によっては新たに保険に加入できなかったり、加入できても保険料の増加や一部の保障が対象外になるなど特別条件付きの契約となる場合もあること。
- ※ 個別の税務等の詳細については税務署や税理士等、専門家にご確認ください。
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ライター
氏家祥美(うじいえよしみ)
ファイナンシャルプランナー
ハートマネー代表
お茶の水女子大学大学院修了。
2005年に女性4名でFP会社を設立して実績を積んだのち
2010年よりFP事務所ハートマネー代表となる。
「幸福度の高い家計づくり」をモットーに、
子育て世帯、共働き夫婦の家計相談に豊富な実績を持つ。
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