日本の公的保障の一つとして、加入者に万一のことがあった際に、遺された家族に支払われる「遺族年金」があります。国民年金加入者の遺族には「遺族基礎年金」が、厚生年金加入者の遺族には「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」が支給されます。
遺族基礎年金とは
加入者に万一のことがあった際に18歳到達年度未前の子(1、2級の障害のある場合は20歳未満)がいる場合、加入者に生計を維持されていた子のある配偶者または子に支給されます。
遺族厚生年金とは
厚生年金に加入している人や、老齢厚生年金の受給要件を満たした人に万一のことがあった際に、その配偶者または18歳到達年度未前の子(1、2級の障害のある場合は20歳未満)に支給されます。
AXD-1811-039
万一のときの遺族年金は、平均月額報酬や子供の人数によって支給される金額が違います。
遺族年金の詳細は、日本年金機構ホームページをご参照ください。