先進医療

先進医療とは?

一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた、厚生労働大臣が定める高度な医療技術

一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた、高度な医療技術として厚生労働大臣が定めた病院(大学病院等)でのみ受けることが可能な医療行為のことです。一般の保険診療を受ける中で、患者さんが先進医療を希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に実施されます。

先進医療は保険診療との併用が認められているため、先進医療にかかる技術料以外の診察・検査・投薬・入院料などは公的医療保険の給付対象となり、その分患者さんの自己負担は軽減されます。ただし、先進医療の技術料は公的医療保険の給付対象外となるため、全額自己負担となります。

先進医療の例

例えば、先進医療の中に重粒子線治療という治療法があります。これは、放射線の一種である重粒子線を照射することにより、正常組織の損傷を極力抑え、がん細胞を的確に死滅させるものです。この治療法は、(1)臓器の機能や形態の温存が可能で、(2)患者の肉体的負担が少ないというメリットがあるといわれています。ただし、先進医療は公的医療保険の対象とならないため、高額な費用が必要となるケースがあります。

[図]
  • ※ 平成29年2月16日厚生労働省「第53回先進医療技術審査部会議事次第」資料、『平成28年度先進医療技術の実績報告等について』より
  • ※ この特約の先進医療とは、厚生労働大臣が定める先進医療をいい、厚生労働大臣が定める医療機関で行われるものに限ります。
    なお、先進医療の種類や医療機関は随時見直され、療養を受けた日に先進医療に該当するものが給付の対象となります。