保険お役立ちコラム

30代にがん保険の加入がおすすめの理由とは?保障内容や選び方、加入時の注意点を解説

公開日:2023/03/01

※本記事についてのご注意

30代は肥満や生活習慣病など健康や体調面での変化を自覚しやすい年代です。結婚や出産をきっかけに経済的な責任が大きくなり始める時期でもあるため、自分や家族のためにがん保険の加入を検討してみましょう。ここでは、30代向けにおすすめのがん保険の保障内容や加入時の注意点について解説します。

がん保険は、保障ががんに特化している保険です。がんと診断されたときに「がん診断給付金」、入院時に「がん入院給付金」、手術を受けると「がん手術給付金」が支払われます。

がん保険は医療保険のようにさまざまな病気やケガに備えることはできませんが、がんになったときには手厚い保障が受けられます。がん診断給付金、がん入院給付金、がん手術給付金のほかにも、抗がん剤治療給付金やがん通院給付金、がん先進医療給付金、乳房再建給付金など、特約としてさまざまな給付金が選べる場合があります。

がんになると治療費や働けない期間の収入減少などで、経済的な負担が生じる可能性がありますが、がん保険に加入していればお金のことを気にせず、治療に専念しやすくなるでしょう。

がん保険の保障内容の種類

がん保険には、がんと診断されると支払われる「がん診断給付金」、がんで入院したときに支払われる「がん入院給付金」などさまざまな保障があります。主ながん保険の保障内容や特約を紹介します。

がん診断給付金

がん診断給付金は、がんと診断されたときに受け取れる給付金です。がん診断給付金が受け取れるがん保険であれば、診断給付金を治療費だけでなく、入院準備品や家族の生活費等にも充てられます。

がん診断給付金の金額は50万円、100万円、200万円と設定はさまざまです。保険会社によっては「がんの病期分類に応じて約5万円から150万円程度まで」など幅広く設定されているケースがあり、上皮内新生物は金額を大幅に引き下げる場合や保障の対象外とするケースもあります。

また、がん診断給付金は保険期間を通じて1回のみ支払われるタイプと、一定の要件を満たせば何度でも支払われるタイプがあります。

がん治療費の保障については各特約を付加すれば補えるので、家族の生活費をはじめとする保障が届かない費用については、こちらのがん診断給付金を活用するとよいでしょう。

がん入院給付金

がん入院給付金は、がんで入院したときに受け取れる給付金です。「がん入院給付金日額×入院日数」で支払われます。がん入院給付金日額は保険加入時に決めますが、保険会社によって5,000円から20,000円程度と幅が広く、その中から自分の必要額や予算に応じて決定します。がん入院給付金は1入院あたりの入院日数に制限がないケースが多い傾向があります。

がん手術給付金

がん手術給付金は、がんで入院して所定の手術を受けたときに支払われる給付金です。主に所定の手術に該当すれば一律の手術給付金が支払われるタイプと、入院給付金日額に手術の内容ごとに定められている倍率を乗じた手術給付金を支払うタイプがあります。

がん通院給付金

がん通院給付金は、がんの治療で通院したときに支払われる給付金です。がんで入院した後の通院を支払い要件としていることが多く、退院後療養給付金といわれることもあります。がんの治療方法によっては、退院後に定期的に通院しながら抗がん剤治療をしばらく続ける場合などがあります。入院給付金だけでは不十分と考える方に向いているでしょう。

放射線治療給付金

がんの3大療法といえば、手術、抗がん剤、放射線治療です。放射線治療給付金は、がんの治療目的で、所定の放射線治療を受けたときに支払われる給付金です。がん治療にあたって、放射線照射の総線量が一定の基準を下回る場合、対象外となることがあります。

がん先進医療特約

がんの治療目的で所定の「先進医療」を受けたとき、がん先進医療特約を付加しておけばその技術料相当額が支払われます。先進医療は厚生労働大臣が定めた治療ですが、先進医療の技術料には公的医療保険が使えないため、医療費の自己負担が高額になりやすくなっています。医療保険に先進医療特約が付いていなければ、がん先進医療特約を付けることも検討しましょう。

女性特約

女性特有のがんの治療で入院したとき、がん入院給付金に上乗せされて女性がん入院給付金が支払われます。その他、乳房再建手術などの再建手術に給付金を支払う保険会社もあります。

緩和ケア給付金

がん治療中の痛みの緩和や、がんで余命6ヶ月以内の診断を受けたため在宅末期医療等を受けるなど、所定の緩和ケアを受けたときに給付金が支払われます。

30代はがん保険への加入を検討することをおすすめします。その理由について解説します。

30代は大きな変化が起きやすい

30代は20代の頃よりも仕事が忙しくなって責任が重くなったり、結婚や出産をきっかけに経済的な責任が大きくなったりしやすい年代です。多忙な生活やストレスにより健康面でのリスクが高まる傾向があるので、健康管理には気をつけましょう。こうした時期にもしもがんになって医療費の負担が重なると、さらに家計への負担が大きくなってしまいます。

また、治療が長びくと収入が減少することも考えられるため、家計にとって大きな負担になる可能性があることも知っておきましょう。

がん保険加入率は30代で上昇

がん保険・がん特約の加入率は、男女どちらも30代で増加する傾向にあります。男性は20代が22%のところ、30代では46.3%と2倍以上に増えており、女性は20代で28.9%のところ30代では46.5%と1.5倍以上に増えています。男女ともに30代で加入率が急増したあとは、緩やかな増加にとどまることから、30代はがん保険への関心の高まる年代だとわかります。

図表1「ガン保険・ガン特約の加入率(性・年齢別)(全生保)」
年代 男性 女性
20代 22.0% 28.9%
30代 46.3% 46.5%
40代 52.8% 49.2%
50代 46.8% 43.1%
60代 42.2% 39.0%

30代はどれくらいがんになるリスクがあるのでしょうか。統計をもとに30代のがんのリスクについて見ていきましょう。

がんの累積罹患リスク

一生のうちでがんに罹患するリスクは、男性が65.5%、女性が51.2%となっています。男女とも2人に1人以上の割合でがんに罹患しており、特に男性にがんの罹患率が高いことがわかります。

図表2「年齢別がん罹患リスク(2019年データに基づく)」

<男性>
現在の年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 60年後 70年後 80年後 生涯
0歳 0.2% 0.3% 0.6% 1.2% 2.8% 7.7% 21.4% 43.0% 65.5%
10歳 0.1% 0.4% 1.1% 2.6% 7.6% 21.4% 43.1% 65.6%
20歳 0.3% 0.9% 2.5% 7.4% 21.3% 43.1% 65.6%
30歳 0.6% 2.2% 7.2% 21.2% 43.1% 65.8%
40歳 1.6% 6.6% 20.8% 43.0% 66.0%
50歳 5.2% 19.7% 42.5% 66.2%
60歳 15.7% 40.5% 66.1%
70歳 31.3% 63.9%
<女性>
現在の年齢 10年後 20年後 30年後 40年後 50年後 60年後 70年後 80年後 生涯
0歳 0.1% 0.3% 0.7% 2.3% 6.3% 12.5% 21.4% 33.3% 51.2%
10歳 0.1% 0.6% 2.1% 6.2% 12.4% 21.4% 33.3% 51.2%
20歳 0.5% 2.0% 6.1% 12.3% 21.3% 33.3% 51.2%
30歳 1.6% 5.7% 12.0% 21.0% 33.0% 51.1%
40歳 4.2% 10.6% 19.7% 32.0% 50.4%
50歳 6.7% 16.3% 29.2% 48.5%
60歳 10.4% 24.3% 45.2%
70歳 15.9% 39.7%

男女それぞれで、罹患するがんの種類には傾向があるのでしょうか。がん罹患リスク上位の部位を男女別に見ていきましょう。

図表3「がん罹患リスク上位の部位(男性)」
順位 部位 生涯がん罹患リスク
1位 前立腺 11.0%
2位 大腸 10.3%
3位 10.0%
4位 10.0%
5位 肝臓 2.7%
図表4「がん罹患リスク上位の部位(女性)」
順位 部位 生涯がん罹患リスク
1位 乳房 11.2%
2位 大腸 8.1%
3位 5.0%
4位 4.7%
5位 子宮 3.4%

男性では前立腺が1位に、女性では乳房が1位になっています。2位から5位の部位については、男女で順位の違いはあるものの共通していました。

続いて、30代の罹患率が高いがんの種類について見ていきます。

図表5「30代の罹患率が高いがん種の順位」
順位 がんの種類 生涯がん罹患リスク
1位 女性乳がん 22%
2位 子宮頸がん 13%
3位 胚細胞腫瘍・性腺腫瘍 8%
4位 甲状腺がん 8%
5位 大腸がん 8%

こちらのデータは男女別ではありませんが、1位に女性乳がん、2位に子宮頸がんが並んでいて、30代では特に女性のがんリスクが高まることに気が付きます。

30代の人ががん保険に加入するメリットを2つ紹介します。

万が一の事態に幅広く備えられる

がんになると手術費や入院費などがかったり、治療が長期化してさらに医療費がかかったりすることも考えられます。がん保険の主要な保障であるがん診断給付金があれば、万が一がんになった場合でも、かかった医療費や収入減少をある程度カバーできます。がん入院給付金や手術給付金のほかにもさまざまな特約を付加しておけば、より幅広く備えられるでしょう。

特約があれば先進医療の治療費も対象になる

がん保険や医療保険に先進医療特約を付加すれば、公的医療保険の対象とならない重粒子線治療や陽子線治療の技術料(※1)が先進医療特約で保障されるため、がん治療の選択肢が広がります。

  • ※ 先進医療特約の保障金額には限度額がある場合があります。
  • ※1 2022年4月より、一部の肝細胞がんや局所大腸がんの陽子線治療・重粒子線治療は公的医療保険が適用されることになりました。
  • ※ 参照 日本放射線腫瘍学会「先進医療として実施する粒子線治療(陽子線治療,重粒子線治療)の疾患別統一治療方針」
    https://www.jastro.or.jp/medicalpersonnel/particle_beam/2018/03/post-9.html

30代ががん保険を選ぶ際はどのような点を重視すればよいのでしょうか。基本的な選び方や男女別の選び方を紹介します。

基本の選び方

がん保険を選ぶときは、自分が月にどれくらいがん保険に予算をかけられるのか、また、自分ががんになったときに、手術費や入院費、抗がん剤費用などどのような支出に備えたいのか目的を明確にする必要があります。がんになった場合にどのような支出があるのかわからない場合は、専門家に相談したうえで自分にあった保障を選択するとよいでしょう。

30代男性におすすめのがん保険の選び方

がんの代表的な治療方法には、手術、抗がん剤、放射線治療があります。どの治療方法を選ぶかは、がんの種類や状況によって異なりますし、それによって入院期間や手術の有無なども異なります。がんと診断されたときに、まとまったがん診断給付金が支払われるがん保険を選んでおくと、どの治療方法を選んでも対応ができ、収入が減少した場合の当面の生活費などにも備えることができます。

上皮内新生物は比較的軽度ながんのため、がん診断給付金が少額な場合や、支払いの対象外とするがん保険があります。上皮内新生物にもがん診断給付金を同額で支払うがん保険を選んでおくと、上皮内新生物にもしっかり備えることができます。

アクサのネット完結がん終身を例に、保険料や保障内容をご紹介します。

商品名:アクサのネット完結がん終身
年齢・性別 30歳 男性
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
がん診断給付金額 100万円(※1)
がん入院給付金日額 1万円
付加特約 抗がん剤治療特約、がん手術給付特約(終身型)、がん先進医療特約、がん退院療養特約(終身型)
月額保険料 2,360円
  • ※1 がん診断給付金は保険期間を通じて1回のみお支払いします。
  • ※上記の保険料は、2024年4月1日現在適用する保険料です。

がんの発生要因は部位によってさまざまです。ただし、日本人の男性におけるがんの要因は、1位喫煙、2位感染、3位飲酒、4位塩分摂取、5位過体重・肥満となっています。このうち、2位の感染以外の4つは日頃の生活習慣に関わるものであり、これらは健康的な生活習慣を実践して予防に努めることができます。そうした自身の努力でがんになる確率を低くしつつ、もしものときのために、がん保険への加入を検討しておくと安心でしょう。

30代女性におすすめのがん保険の選び方

30代女性は、女性特有の疾病である乳がんや子宮頚がん、さらに甲状腺がんのリスクが高くなる傾向にあります。30代では女性の方が男性よりもがんの罹患率は高い傾向があるので、早めに加入を検討しておきましょう。「女性特約」を付加しておくと、女性特有のがんに対する保障を上乗せできます。

アクサのネット完結がん終身を例に、保険料や保障内容をご紹介します。

商品名:アクサのネット完結がん終身
年齢・性別 30歳 女性
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
がん診断給付金額 100万円(※1)
がん入院給付金日額 1万円
付加特約 抗がん剤治療特約、がん手術給付特約(終身型)、がん先進医療特約、がん退院療養特約(終身型)、女性がん入院特約
月額保険料 2,360円
  • ※1 がん診断給付金は保険期間を通じて1回のみお支払いします。
  • ※上記の保険料は、2024年4月1日現在適用する保険料です。

アクサのネット完結がん終身の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.axa-direct-life.co.jp/products/cancer_life/index.html

乳がんの発生には女性ホルモンのエストロゲン、子宮頸がんはヒトパピローマウイルスが関係している(※)といわれています。生活習慣を改善するだけでは防ぐことが難しいため、定期的にがん検診を受けることが重要になってきます。検診でがんが見つかってからでは、がん保険に加入できません。突然のがん発症で治療費に困る状況にならないためにも、早めにがん保険へ加入して備えておきましょう。

がんになると、経済的にも精神的にも負担が大きくなります。がん保険の加入をする際は次の点に注意をしましょう。

がん保険には90日の免責期間がある

がんになってからではがん保険に加入することができません。さらに、多くのがん保険では90日間の免責期間を設けています。体調不良を感じ始めた後や、がん検診を受ける直前にがん保険に加入しても、診断給付金を受け取れないことに注意が必要です。がんについて気になり始めたら、早めに加入を検討しましょう。

がん治療の経済的負担や保障内容に気を付ける

がんの治療方法は症状によってさまざまです。がん手術、抗がん剤や放射線など入院・通院しながら治療をする場合もあります。その場合に入院や手術は保障されるけれども、通院治療は保障されないなど、保障内容や給付金の支払い条件はよく確認しておく必要があります。安心してがん治療するためにも、ご自身のニーズにあったがん保険の保障内容を検討しましょう。

30代は仕事や家庭での責任が重くなりやすい年代です。多忙によるストレスを抱えやすい年代でもあり、健康面でもリスクが高まるので健康管理に気をつけましょう。普段からがん検診を受けて早期発見に努めたうえで、万が一の場合に備えて早めにがん保険への加入を検討しましょう。

がん保険に加入する際は、がん保険にかけられる予算や、備えたいリスクの種類などを明確にして自分に合ったがん保険を選ぶことが大切です。アクサのネット完結保険ではがん保険を取り扱っておりますので、がん保険が気になった方はお気軽にご相談ください。

ライター

氏家祥美(うじいえよしみ)

ファイナンシャルプランナー

ハートマネー代表

お茶の水女子大学大学院修了。
2005年に女性4名でFP会社を設立して実績を積んだのち
2010年よりFP事務所ハートマネー代表となる。
「幸福度の高い家計づくり」をモットーに、
子育て世帯、共働き夫婦の家計相談に豊富な実績を持つ。

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(実施日:2022年3月15日~2022年3月21日、配信数:13,986件、全回答数:1,821件:他社からの乗り換え加入者604件のうち、当該項目における有効回答者数520件)

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