ニュースリリース 2018年

「第5回 *1 子どものおけいこ事に関する調査」結果
おけいこ事にかかる平均費用は年間約15万5,000円 あいかわらず「水泳」がトップに!

9年連続 世界No.1の保険ブランド*2AXAグループのアクサダイレクト生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:斎藤英明、以下「アクサダイレクト生命」)は、2013年から継続して行っている「子ども(0~9歳)のおけいこ事に関する調査」の第5回を実施いたしました。
調査結果はつぎのとおりです。

<おけいこ事の内容と目的>

0~9歳の子ども持つ母親の半数以上が、何かしらのおけいこ事をさせており、第1回の調査からの推移をみると上昇傾向にあります。
また、おけいこ事の目的は、子どもの「好き、得意なことを増やすため」としながらも、実際には小学校に入ってからの授業で差が明確になりやすい「水泳」「英語・英会話」などが人気となっていることから、おけいこ事選びの基準は必ずしも子どもの興味・関心ではなく、学校に入ってからの実利という、子どもを思う親の心が強く影響していることがうかがわれます。
小学校の新学習指導要領で2020年から授業に導入される予定となっている「プログラミング」と「英語」については、多くの親が導入の事実は認識してはいるものの、おけいこ事選びにおいてはあまり意識していないという結果が出ていますが、今後は徐々に人気が高まっていくものと予想されます。

■ おけいこ事させている人の割合は5割で前回から微減
お子さまにおけいこ事をさせている割合は54.0%となり、前回の55.5%からは微減となりましたが、第1回調査からの推移で見ると徐々に上昇していることがわかります。⇒図1
■ 子どもの「好き、得意なことを増やすため」が主な目的に
おけいこ事をさせている目的は、59.4%の「好き、得意なことを増やす」が1位となり、45.2%の「体力づくり、運動能力の向上」が2位となりました。⇒図2
■ 人気のおけいこ事は今年も「水泳」がダントツ
お子さまにさせているおけいこ事は、1位が37.0%の「水泳」、2位が15.5%の「英語・英会話」「ピアノ」でした。また、今後お子さまにさせてみたいと思うおけいこ事でも、1位が49.5%の「水泳」、2位が29.7%の「英語・英会話」、3位が28.2%の「ピアノ」となりました。「水泳」が依然人気なのに加えて、おけいこ事の実態と今後の意向に相違はありませんでした。⇒図3図4
■ 「プログラミング」と「英語」が2020年から小学校の授業に導入されるのを7割が認知
文部科学省が公示している、小学校の新学習指導要領として、2020年からプログラミングと英語が必須になることを知っていた母親は74.7%(詳細の内容も知っている、何となく見聞きしたことがある程度の合計)となりました。⇒図5
■ 2020年から小学校の授業に導入される「プログラミング」と「英語」は半数が意識せず
小学校の新学習指導要領を意識している母親は30.8%(かなり意識している、何となく意識しているの合計)となり、一方で、意識していない母親は52.7%(あまり意識していない、まったく意識していないの合計)となりました。⇒図6

<おけいこ事と家計>

おけいこ事に関する費用は年間約15万5,000円と意外に多く、家計への負担も軽くありません。
アンケート結果でも、おけいこ事の費用負担が一番の課題であることが浮き彫りになりました。また、費用がかかることが原因で、6割を越える人たちがおけいこ事を継続しない可能性があることもわかりました。
おけいこ事の費用を捻出するための工夫は圧倒的に「食費の切り詰め」で、食料品などの値上げが続くなか、身近にできる節約を確実に行い、おけいこ事を優先して家計をやりくりする母親像が見えてきました。
また、第1回からの調査で急速に伸びてきているのが「通信費の見直し」で、格安スマホの存在が浸透してきていること、取扱会社の数が増えてきていること、などの影響と思われます。
一方で、一般に家計の見直しに有効であるといわれている「保険の見直し」は5.9%と最下位となっており、多くの家庭で節約の候補になっていない現状が浮き彫りとなりました。保障内容を見直すことで大きな固定費である保険料の削減が図れる可能性があるだけに、まさにもったいないという印象です。

■ おけいこ事にかかる平均費用は年間約15万5,000円、年収の2~3%にも
お子さまのおけいこ事にかかる平均費用は、年間で154,896円*3となり、世帯年収に占める割合は2.7%と、第1回の調査から2~3%の推移となっています。⇒図7
■ 一番の悩みは「費用」、継続しない人も少なくない
子どものおけいこ事に関する一番の悩みは、58.7%の「費用がかさむ」が依然として課題でした。また、おけいこ事を継続する・しないを見直しするきっかけとなるのも62.6%の「費用」が変わらず1位となりました。⇒図8図9
■ おけいこ費のための工夫は「食費の切り詰め」、「通信費の見直し」も上位に
おけいこ費をねん出するために工夫していることは35.4%の「食費の切り詰め」が依然1位でした。ついで17.7%の「通信費の見直し」は、ここ数年で増加傾向にあります。⇒図10

第5回 子どものおけいこ事に関する調査概要
調査方法:インターネット調査 調査時期:2018年2月15日~2月16日 調査対象:0~9歳までの子どもを持つ25~44歳の母親2,080人 
実施機関:株式会社マクロミル
*1 第1回調査は2013年10月、第2回は2015年1月、第3回は2016年2月、第4回は2017年2月にそれぞれ実施
*2 インターブランド社「BEST GLOBAL BRANDS 2009~2017」より
*3 おけいこ事にかかる1ヶ月の平均費用12,908円に12を乗じ、世帯年収の平均金額5,650,240円で除した金額


調査結果

グラフ内の数値については小数点第二位以下を四捨五入して表示しています。

図1

図2

図3

図4

図5

図6

図7

図8

図9

図10

アクサダイレクト生命について
アクサダイレクト生命は、2008年4月より営業を開始した日本初のインターネット専業生命保険会社で、アクサ生命保険株式会社の100%子会社です。アクサ生命、アクサダイレクト生命、アクサ損害保険の3社で形成されているアクサ ジャパンのダイレクトビジネスを担う生命保険会社として、手頃でわかりやすく、お客さまが自信を持って選択できる保険商品を、インターネットを通じて提供しています。チャネルとデバイスを複合的に活用することでサービスの利便性向上をはかり、お客さまが納得してご契約いただけるよう独自のオムニチャネルを構築しています。

AXAグループについて
AXAは世界64ヶ国で16万5,000人の従業員を擁し、1億700万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2016年度通期の売上は1,002億ユーロ、アンダーライング・アーニングス(基本利益)は57億ユーロ、2016年12月31日時点における運用資産総額は1兆4,290億ユーロにのぼります。AXAはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、AXAの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
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アクサダイレクト生命保険株式会社
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